初めまして。創立者のゴードンです。
キャンプツインクリークスは、ウエストバージニア州のアレニー山脈のふもとにある、大自然に囲まれたキャンプ場です。60年以上にわたり世界中の子ども達に冒険や夢あふれる夏を提供してきました。
キャンプツインクリークスでのキャンプ生活は一日中活気に満ち溢れています。参加者は自分の好きなアクティビティを楽しみながら友情を育み、異文化体験を通じて世界を広げていきます。そして各地から集うキャンパー達との共同生活を通じて、チームワークや協力することの大切さを学びます。
我々が提供するアクティビティ(活動)は実に多岐にわたります。バスケットボール、野球、フットボール、テニス、水泳、カヌー、ウォータースキー、ロープコースなどのスポーツの他、演劇や絵画、彫刻,工芸などがあり、参加者は興味のあるアクティビティを選んで参加します。
キャンプツインクリークスでは、キャンパーひとりひとりの行動をきめ細かく受け止め、参加者が安心して心行くまでキャンプ生活を楽しめるように心を配っています。キャンプを運営する我々は、キャンプに参加する子ども達と共に過ごす時間を、とても大切に感じています。昼間は子ども達のアクティビティに一緒に加わり、夕方にはキャンプファイアーを共にかこみ、夜は「おやすみ」の声をかけあう。サマーキャンプに参加する子ども達と一緒に夏をすごせるのは、我々のこの上ない幸せです。
サマーキャンプへのお問い合わせありがとうございます。現地サポートスタッフ代表のジョンソンです。アメリカに移り住んでから早20年。その間、多くのアメリカ人や日本人の友人に支えられながら、異国の地アメリカで4人の子どもを育ててきました。
アメリカの夏休みは2ヶ月半あります。毎年6月になると、その長い休みをいかに有意義に過ごすかが、アメリカ人ママたちの間で話題になります。家族でバケーションに行く人、子どもをベビーシッターに預けて夏休みも仕事を続ける人、子どもを学校のサマースクールにいれて、遅れた勉強をとりもどす家族など、それぞれの家庭の事情で、夏の過ごし方は異なります。
その中でも、一番人気のある夏のすごし方が子ども達をサマーキャンプに入れることです。母親同士で集まっては、今年はどこのキャンプに子どもを参加させようか、とか、去年行かせたキャンプが良かったから今年ももう一度同じところに行かせたいなどの話題で盛り上がります。子ども達にとってもサマーキャンプは夏の一大イベント。サマーキャンプでは、楽しいイベントや活動に参加できるだけでなく、新しい友達との出会いや、去年キャンプで知り合った友人との再会、そして大自然の中で思い切りアウトドアスポーツをする楽しみが待っています。アメリカ人の子ども達にとって、サマーキャンプは楽しいお泊り大会なのです。
そんな子ども達の大好きなサマーキャンプを、多くの日本の子ども達にも体験してもらいたいという気持ちからこのツインクリークスキャンプを紹介させていただいています。サマーキャンプに参加するということは、ただ単に海外旅行に行くのとは違います。親元を離れ、同世代のアメリカの子供達と寝食を共にし、楽しい活動に参加しながら、日常生活を通じて国際交流をしていきます。世界の広さを肌で感じ、新しい英語の歌を覚え、アクティビティを通じて、単なる海外旅行では経験できない貴重な体験をします。同時に日本では当たり前にやっていることが通じないジレンマ、言葉の壁で意思疎通が上手くできない悔しさなども経験します。
そういう様々な異文化体験を通じて、多彩な感性に触れ、広い視野をもった人間性豊かな国際人に育ってほしい、そしてその異文化経験が将来グローバルな視野へと発展して、自分自身の考えをしっかり持てる真の国際人にそだってほしいと願っています。
ツインクリークスキャンプに参加して、日本の子ども達の最初の異文化体験が、「楽しかった」と思っていただければ、こんなに嬉しいことはありません。アメリカでのサマーキャンプ体験が、多くの日本の子ども達の明日への飛躍につながることを、そして世界へ羽ばたく布石になることを願っています。
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ジョンソン桜井もよ プロフィール
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米国アメリカン大学外国語学部非常勤講師。東京都生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒業。高校のとき、交換留学生としてアメリカ、ウィスコンシン州に留学。6年間のOL生活を経て、1990年、ジョージタウン大学大学院修士課程(社会言語学)終了。 アメリカ人夫との結婚を機に、ボストン、カンザス、ハワイに暮らし、現在はバージニア州在住。一男三女の母である。ハーバード大学やタフツ大学などでも日本語教育に携わる。
著書 「ミリタリーワイフの生活」 中公新書ラクレ
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